クラスマッチサボり日記(2021.3/17)

3月18日午前9時頃 教室にて

担任「はい、今日も体調が悪いとか熱があるとかないですかー?大丈夫ですかー?」

「ゴホッ!ゴホッ!ぜんぜぇ(先生)。今朝体温を計ったら熱が38.2℃あり、今は嫌悪感と腹痛がします。」

担任「えぇー!どうして学校に来ちゃったのー?休んでもいいわよ。早退しなさい。」

「いえ!ゴホッ!今日は特別な日なんです。昨日から楽しみにしてたんです!今日はみんなと協力して共に戦う、クラスマッチなんです!だから…、だから、どうしても…。でも、流石にこんな状態で参加できないし、なにより!みんなの足を引っ張りたくはありません。なので、応援といった形で見学させてくれませんか?」

担任「そうね、裏野(裏インターネット、裏野印太)くんも参加したかっただろうけど…。分かったわ。見学ということで。」

「本当ですか?ありがとうございます!一生懸命応援で支えます!ゴホッ!」

明日はこれを半笑いで言うつもりです。

現在、体育ではサッカーが行われており、私はキーパーをしています。しかし、私がキーパーに向いていないのか相手がめちゃくちゃ強いのか、はたまたウチのクラスの男子がくそ弱なのかこういうクラスマッチで勝った試しがありません。だから、いっそのこと私は逃げることを選択しました。現実では「逃げる」のコマンドを押しても回り込まれて、結局痛い目に遭うとかいうことはないはず。「なら、学校休めばよくね?」と思ったそこの少年。チッ、チッ、チッ。それは賢くない手段だ。ここで、分かりにくい例えをしよう。今目の前に中々強そうなモンスターがいるとしよう。しかし、最初から勝てないと思い1ターン目で逃げてしまったら、モンスターに舐められてしまいます。

モンスター「うわw初手で『逃げる』のコマンドwうわw」

なので、ここはとりあえず、「たたかう」を押しとく。

モンスター「ってーな。やるみてーだな。」

そして、途中で逃げれば相手に、元は戦意があった、ということが伝わります。

モンスター「あ、逃げた。でもまぁ挑んだことへの勇気は認めてやるよ。」

このように、クラスマッチ当日はとりあえず、学校へは行く。それだけで参加しようという意欲は買われます。そして、戦略的撤退見学という抜け道を使います。ここで、見学する理由を説明する時に「どうしてもみんなと戦いたい。」、「応援でみんなを支えたい。」などの嘆きがあると効果的に印象が良くなります。もう一度言いますが、休んではダメです。そんなことをすると、クラスメイトに「逃げたな。」と思われ、ダサいやつというレッテルを貼られたまま卒業するというバッドエンドへまっしぐらです。見学を勝ち取れば、後は悠々と玉けりしてる男子高校生を見れるでしょう。

以上、「アイツ、キーパー下手くそ。」と陰で言われたのでサボることを決意した裏野でした。

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